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2011.07/30 [Sat]
ダンタリアンの書架 第3話 「叡智の書/月下美人」
ダンタリアンの書架 第3話
「叡智の書/月下美人」
【叡智の書】
書店で、幼なじみのカミラと出会ったヒューイ♪彼女はアメリカ帰りで、最新の
ファッションに身を包んでいた…そして久しぶりに話がしたいと二人をお茶に誘う…
乗り気で無かったダリアンは、スコーンとクローテットクリームとジャムで釣られた(^_^;)

※スコーンにクロテットクリーム&ジャム、この2つは欠かせないです!
それに、美味しい紅茶があれば最高ですね~♪ブログで仲良くして頂いて居る
方から『セーデル』と言う紅茶が 美味しいと聞きまして…これがすごく良い香り
なんです♪ゴージャスな花々の香り!セレブ気分ですよ~(笑)
私の特別の時のお茶となってます♪
『読むだけで頭が良くなる本なんて存在するのかしら?』私塾をやっているカミラに
対抗し、幼なじみのミルドレットも私塾を初めたが『生徒たちの知能を上げる幻書を
手に入れた』と言っていた…その後、生徒達は知能が上がり過ぎて、性格まで
変わってしまったとか…『おそらく本物の幻書なのです…叡智の書…』8

早速、ヒューイ達はミルドレットの屋敷へ向かう…『幻書の事なら直接生徒達に
お聞きになってください…何でも教えてくれる事でしょう…怪物なのですから…』
塾の教室へ行くと…いかにも利口そうな事も達が数人…しかも『黒の読み姫と
その鍵守』ヒューイ達の正体を知っていた!そして、能力を持っても何も
する気はない、自分達には必要ないと言い、叡智の書をあっさり渡す…

ダリアン曰く『本当に頭の良い人間ならば、物事に挑戦剃る前から失敗する
可能性の方が高い事が分かってしまいます…失敗したくないのなら、最初から何も
しなければいいのですから…』ヒューイは叡智の書を燃やした…

※おぉ!そうか~私も、何かをしようとシュミレーションすると、上手くいかないので
大体の事は諦めてしまいます… ま~単に、諦めが早い面倒臭がりなだけなんで
すが・・・これが普通ですよね~(^_^;)
でも、ほんとう…何かを成す人というのは、諦めが悪く、もがきにもがいた
一握りの人なんでしょうね そんな気力ないわ~(笑)だから…叡智の書…
読みたい…(笑)

【月下美人】
ある夜、屋敷の温室でダリアンは巨大なサボテンに水をやっていた…ウェズが
育てていた珍しい花で今夜には花が咲くらしい♪『13年も待たされたのです』
その夜、ウェズを訪ねて来た男が二人…実は祖父の蔵書を狙った強盗だった!

ダリアンに銃を突きつけられて、ヒューイ達は囚われてしまった…狙っていた本の
題名は『夜の女王だ』しかし…そんな名前に本は見つからず、ダリアンも『存在
しない本の事は私にもどうしようもないのです』強盗の一人は片割れに屋敷の
裏庭へ行くように命じる…『待つのです!そっちらに行ってはいけないのです!』
その後、悲鳴が…(^_^;) 『だから私は警告したのです…』

『なんだこれは…そうかこれが夜の女王か…』強盗は温室のサボテンを見つけた

ヒューイは、机の上に有ったレターオープナーで縄を解き、ダリアンと共に温室に
駆け込むと二人の強盗の姿は無かった…『本?これが夜の女王なのか?』
近づくヒューイを止めるダリアン…『これは本などではないのです』13年に1度花を
咲かせる食虫植物で、餌を捉えたら一晩で花を散らす、荒地に生える夜の女王は
こうやって人をおびき寄せ養分を補っていた…花びらに書かれた文章は食われた
人間の記憶だとか…『今度こそ読んで見たかったのですが…』

『それは災難だったわね~』屋敷に遊びに来たカミラに『それにしてもお前は
見る度に酷い格好をしているのですね』『そうかしら…』『そんなだからお前は
行き遅れるのです』でも、カミラのお菓子のお土産にはご機嫌なダリアンでした。

※ダリアンはヒューイに近づく女性が、とにかく気に入らないんですね~(笑)
でも、さすがカミラは子供達を相手に塾をしているだけ有って、子供っぽい
嫉妬もちゃんと見抜いて子供の扱いは慣れてますね~♪
アフリカの荒地に生える食虫植物の夜の女王ですが…効率悪く無いですかね?
あの時代、荒地のアフリカに生えているって事は普通の人も行かない場所で
更に、本に興味を持っている人がどれだけ居たのか?(^_^;)
ま~13年に1度1人か2人を食べればいいだけだからそれでも良いのか?
ダリアンは読みたかったって言いましたが、花が咲いている間は、いくら
ダリアンでも読んでらんないでしょ?落ちた花びらを読む事は出来なかった
のでしょうか…
今回は2つのお話に絡んで来たカミラ…この人はこれから、ちょくちょく登場する
のでしょうかね♪
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