夢喰いメリー 第4話 「夢喰いメリー」

夢喰いメリー　 第4話　「夢喰いメリー」



『俺、考えたんだけどさ、この力でお前の目的を手伝ってやれないかな？』しかし
NOと返事をするメリー…『あんまりこっちに首を突っ込むと、今度こそアイツらの
器にされちゃうよ』『そん時はお前が助けてくれるだろ？』『一度、器を得たなら
アイツらはもう幻界と現界の扉を開く必要が無くなる…そうなれば私には手の
出し様がない…器にされたら…手遅れよ』




放課後の文芸部…皆でカラオケに行こう～って事になるが…学校内に無断で
入ったとかで先生に怒られていたメリー…を引きとって一緒にカラオケに…所が…




皆で楽しんで居るのに部長の星野 鳴は頻繁にメールのやり取りをしていた♪
最初はタダの間違いメールから始まったメル友と言う鳴先輩♪明日合う約束を
と嬉しそうに言う♪『デート、楽しんで来て下さいよ』『ありがとう、藤原君』　　




翌日…『オーイ！夢路、お客さんだぞ～』橘のおやっさんに呼ばれて店の方へ
行くと、デートの筈の鳴先輩…『恥ずかしいよね…一人ではしゃいで　
すっぽかされて…』しかし突然、別の携帯でメールを打つ部長の瞳が夢魔と同じ？
そして部長の携帯にメール…？『あ？クリスからだ、行かなきゃ…』一連の行動に
不信感を持った夢路は指メガネで部長の後ろ姿を見ると…




慌てて部長を追いかけて来た夢路…部長の瞳は夢魔のモノ…『君は…僕の事が
判るのか？』『クリスとか言ったな？ディドリームを開け！部長から離れろ！』　




『大した気迫だ…まさか押し切られるとはな…』クリスのディドリームの中へ入った
夢路…クリスは部長を裏切ったのでは無く、部長の身体を共有していたので
会えなかった！『そうだ、君の器があれば、僕ｈあ堂々と彼女と合う事が出来る』
『慌てんな色男、この後を任せられる奴が居るんだぜ』『ボロボロじゃん夢路』　




『君は何者だ？』『いいわ～教えてあげる、私はアンタらみたいな悪い夢を送り
返すバクぉ～夢喰いメリーよ』クリスの美しいお顔にパンチ！『送り返す？君は
僕を送り返せるのか？』『何が目的かわかんねぇ～けど、二度と部長に
近づくな！』『フン…心踊らせたのは僕も同じだ…と言っておこうか…』　





『クリス…貴方がクリス・エバーグリーンでしょ？お願いこっちを向いて』『僕は
君とは違う存在だ今更見せられる姿等…』『ありのままの貴方を見せて…
良かった～想像通りの素敵な人で』『僕は君を傷つけただけの、タダの悪夢だ』
『ええそうよ…貴方をテーマにした小説を思いっきり書いてやるんだから…』
『……』




『そっか…全部夢…だったのね…さよなら』クリスは消えて、鳴先輩は元に戻った…

その後、メリーは立花のおっさんの好意で、住み込みで働く事になりました♪





※クリスは最後になんて言ったのでしょうね？『メイ…ありがとう』か？
『メイ…さようなら』か？　この人は悪者には見えなかったんですけどね(^_^;)

　初めから鳴を器にしてどうにかしようと思っていたわけでもなさそう…
ダタ帰れなくなって　鳴とメールのやり取りをしていたら楽しくなった…
ってだけじゃないの？

　(￣~￣；) ウーン何故に夢路があれほど、変な理屈をコネた正義感を
振りかざしてクリスを　目の仇にするのか分かりません(^_^;)
　ま～私はイケメンには、甘いですからね！(≧∇≦)