君に届け 2ND 第3話 「忘れて」

君に届け 2ND　　第3話　「忘れて」


《俺、男子の中じゃ一番近い存在かと勝手思ってたけど…そうでも無かった…》
《アレは、どういう意味だったんだろう…》あんな態度を取って悔やんでいた爽子…
前みたいに自然に接したいと思うが…『おはよう～黒沼』風早君はいつもと
変わらない挨拶をしてくれるのに意識してしまって増々ぎこちなくなってしまう…





そんな爽子を見て健人は笑顔で『おはよう貞子ちゃん』感じ良くて自然な挨拶を
する健人から挨拶の指導を受ける♪そんな二人を見てモヤモヤの風早君…　




『なんか有った？』龍に言われて、風早君も爽子を困らせてしまったと悩んでいた…
『つーか、向こうも好きなんじゃね？翔太の事』嫌われてはいないとは思うけど
それだけのような？そして健人の存在も気になる…『気が気じゃないよ…』　



※龍の『俺にはこけしに見えるんだが…』って（笑）　龍のほうが時々こけしに
なってますよね！


『利尿作用？』チズとアヤネと爽子自慢の薬草コーナーを見ていると突然声を
かけてくれた健人！《ぁ…つい風早君だと期待し…》『期待したでしょ？好きな奴
だと思ったでしょ？俺、エスパーなんだよね』博愛主義で女の子を放棄している
女子を放って置けないとか…『ほら、俺がこうやったら笑顔♪』キラリーン☆
『ね？貞子ちゃん』無理やり笑顔を作る爽子『感じ良くなりたいです。師匠！』　



※薬草の周りに【解毒】【不眠】【便秘】とか（笑）　チズちゃんが言うようにその薬草で
　【不眠】にさせるとか【便秘・下痢】にさせる呪いの薬草に見えますよね～♪





そろそろ、中間テストもやってくる♪昨年は爽子ノートがクラスの平均点をあげたと
聞いた健人は『皆！今日の放課後、貞子ちゃんの中間の講習会やってくれるって！
な？いいよな～貞子ちゃん』　そして放課後…風早君も他の人も…たくさんの人が
講習会へ来てくれた♪風早君が声をかけてくれたらしい♪




爽子を中心に勉強会が始まったが…それでは皆が見難いって事で前へ出て
黒板に書いて説明する事に…『分かった！答えは５√2だ！』『おぉ！アホの
二人が正解？』爽子の講習は分かりやすいと大好評～健人は爽子に笑顔の
合図を送ろうとするが、そんな事をするまでも無く、爽子の笑顔…その笑顔に　
驚いたのは健人だけでは有りませんでした♪皆も…そして風早君は見惚れてた？





『黒沼、一寸いい？』教室に二人きりになってしまった…『今日は…どうも
ありがとう（もっと感じ良く、お礼したいのに、上手く言えない…）』
『あの時、俺が言った事…気にしなくて良いから…忘れて』『…』



※(☄ฺ♛ฺд♛ฺ)ｪｯ!?そんな… 何？忘れてって何よ！余計気になるし、混乱するし、
　 ＿|￣|○だし！　相手を考えての言動でしょうけど…分かってないなぁ～
　分からなさ過ぎる…(^_^;)


風早君が玄関に来ると、健人が待ってました…『よっ…待ってたよ』




※(；´∀｀)･･･うわぁ･･･健人君　何をするつもり～？健人君は、爽子の
　一方的な片想いだと　思っていそうですね！『思わせぶりな事するなよ』
　なんて風早君に言うのかな～♪それとも…wktk☆（笑）　楽しみだわ～♪
　

　普段は爽やか風早君も、自分の恋愛となると　からっきし爽やかじゃない
　ですね～(^_^;)　こんなにも色々と考え過ぎてヘタレで…選択間違って（笑）
　イケメン爽やか君でもこんなに悩むの？

　ま～こうして若いうちはすれ違って、良かれと思ってした事が裏目にでたり…
　相手を余計に傷つけたり、失敗したり、悩んで苦しんで成長するの
　でしょうね…でも…

　言いたくないけど…比べたくないけど…（笑）　今まで我慢してたけど…
　とうとう言います！　やっぱり風早君より碓氷君が好きだわ～(≧∇≦)　

　碓氷君の言動に美咲も困って悩んだけど、碓氷君は好きな気持ちを
　隠さないから、嬉しい様な　恥ずかしい様な困るで、悩み？だった❤　

　風早君は不安にさせる悩み、困る…だよね～♪　困らせたくないから
　好きとは言えないの？　それは違う！同じ悩ませるなら、嬉しいほうが
　良いに決まってる！爽子に嫌われてないと分かっているんだから…

　碓氷君が良いのはイケメンだから、　パーフェクトだからってだけの
　理由ではないですよ…　彼の、好きな娘を思う気持ちや一途な行動が
　女子にとって安心で信頼できて、心地良いのです❤　
　
　世の男子達は、碓氷君を見習え！（笑）但し…相手から嫌われてるなら
　止めといたほうが良い（笑）
　
　碓氷君の場合は、相手もこちらを嫌いじゃないと言う確信が有った、
　または絶対自分を好きにさせる！という自信が有ったから
　出来た事なので…（笑）