会長はメイド様！ 第25話 「陽向と美咲と碓氷くん」

会長はメイド様！　
第25話　「陽向と美咲と碓氷くん」


『ハイ、はいこれあげる…だからもう～そんな顔しない』
お爺ちゃんちへ行く日に美咲から貰ったキャンディ♪
その包み紙を未だに大事に持っている陽向♪




中学に入ってからも、さくらんぼの木に登って怒るお爺ちゃんの声が
美咲の声に聞こえる…野球部に入って女子にモテても…
ヴァレンタインでチョコを貰っても…美咲から貰ったキャンディの
包み紙を見て何時も美咲のことばかり想っていた…






本日のメイドラテは《占いDAY》　早速、三馬鹿達がエリカさんに
美咲との未来を占って貰うが未来もへったくれもないそうで…（笑）
で、陽向も『ミサちゃんとの未来占って』『紙ふうせん…しぼんで行く…』
でも穴が開いてなきゃまた膨らませれば良い…前向きな陽向に
『前向きさがどんでん返しを導く…かもしれない』『やったぁ～！』




『だったら俺も、占いって貰おうかな？ミサちゃんとの未来』碓氷君♪
『そなた等に未来は無い！』《ガビーン》
『火と水が見える…相当に相性が悪い…それでも交わりたいと
願うならば、これから待ち受ける大いなる試練に、
共に挑んで行く事です…』




裏口で碓氷君が待ってました♪『俺達そんなに相性悪かったんだ…
ミサちゃんが俺だけに冷たいのはそのせいだったんだ…
一緒に居るのは許されないのか…』
『アホか！お前は…じゃ～お前はこんな事で、簡単に私から
離れるつもりなのか？』(*・・*)ポッ…と、なる美咲…
二人のこの様子を陽向君が見てました…(^_^;)　






運動部が泥だらけにした玄関先を掃除していた美咲♪
『俺も手伝うよ美咲ちゃん』『ありがとう助かるよ、深谷
』あまりの可愛さに真っ赤になった陽向君♪
もっと頑張ろうとホースで洗おうと提案♪しかし蛇口からホースが
外れびしょ濡れに…
『何やってんの？早く着替えないと風邪引くよ…』碓氷君♪





『深谷着替有るのか？早く着替えて帰れ』『美咲ちゃんは？』
『保健室へ行ってどうにかして来る』
『ちょっと待ってそのままで行くつもり？』
ブラウスが濡れて透けて見える(^_^;) 碓氷君は自分のシャツを脱いで
美咲へかけてあげます～❤(*/∇＼*)ｷｬ
何を思ったか碓氷君♪陽向に『ワン！』
なんか…悔し涙の陽向君も『…ワン！』




中学の頃、友人達にに言われた事…彼氏が出来ているかも
しれない…『陽向…あんまり期待すると落ち込むどころじゃなくなる
かもやぞ…覚悟は決めてから行けよ』

『覚悟はしちょったけど…キッツいもんやなぁ～（美咲ちゃんに
諦め悪いって怒られたら…そん時はそん時で　考えたらいいっか～）』





夢咲高校文化際～♪碓氷君も行きたいと可愛くおねだりをしたので
連れて来た（笑）
『大変な騒ぎだな』『もしかして～』ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!ユーバツミン！←（ｵｲ！
空我に差し入れを持っていったさくらは『あんた邪魔！』と肘鉄をくらい
転びそうに…でも空我君が助けてくれました♪
『言ったでしょ、俺達に愛されたいなら、良い子になんなきゃ
駄目だよって…約束出来る子猫ちゃんだけ付いておいで』と
言ったもんだから、女の子がドドドー！
で、さくらとシズちゃんと離れてしまう美咲＆碓氷君♪




人が多すぎで、合流は出来できそうにない…携帯で
『美咲さん達はしばらく遊んでおいて下さい』とシズちゃんに言われ…
さくらが心配な美咲…でも、碓氷君『今、いくら考えたってどうしようも
ないんじゃない？取り敢えず、遊びませんか？』
　






※碓氷君の陽向君への『ワン！』最初は挑戦的？と思ったけど…
　碓氷君の顔は勝ち誇った顔じゃ　無いのね…　なので、あの
　『ワン！』は、陽向君に『お前、鮎沢の事を思うんなら、ソレくらい
　気づいてやれよ！』って言うワン！だったんだろうなぁ～(✿≍∀≍✿)　

　陽向君の寝姿に萌えたっ！（笑）　　陽向君も良い子だけど…
　自分の思い全開の陽向君と…　総てが美咲の事を想っての行動を
　とっている碓氷君とでは、その差を感じますね～(^_^;)
　でも、陽向君！未だ諦めてないんですね！

　どんなに、モテても…自分が大好きな、たった一人にモテなければ
　意味ないですもんね～(^_^;)
　好きな子以外は要らない…碓氷君も陽向君も、
　一途でいいですね～❤　

　でも、好きな子に…相思相愛の人がいた…ソレも超～手強い…
　どうにか自分に向けさせたいけど…　う～陽向君…何時も美咲と
　碓氷君を見ている訳ですからね…余計に辛いです(ﾉД｀)
　
　敗北感…思春期の時って、男子でも失恋に涙するって事
　あるんでしょうかね？(^_^;)　　

　あ～私にもそんな時期が有ったのかしら～　(^_^;)
　もう～忘れました～(　ﾟ艸ﾟ)・;'.、ﾌﾞｯ