東京マグニチュード8.0 第10話 おねえちゃん、あのね

第10話　おねえちゃん、あのね

『お姉ちゃん・・・あのね・・』『どうしたの？言ってごらん』『あのね、もしも・・

僕が死んじゃったらどうする？』『ばっかじゃないの！変な事言わないの、

パパもママも悠貴が死んだりしたら死ぬほど泣くよ・・私だって・・・だから

もう死んじゃうとかそんな事言わないでよ』『ウン・・ごめん・・』

『未来！？』『マユ！』自宅付近迄トラックに乗せて貰った未来達は公園で

ｸﾗｽﾒｰﾄのマユと会い、父は怪我をしたらしいが、母が無事で小学校へ

避難している事を聞く♪『ママさん未来達の事すっごく心配してたよ』

父も母も無事を聞いて安堵する未来だが・・『そいう言えば弟さんは？』

悠貴と合流して小学校へ来た未来だが、また勝手に悠貴が居なくなる(^_^;）

ふと見ると夏休み前に悠貴とイツキ君と植えていたマロニエ・・そして・・

『イツキ君！ウチの悠貴見なかった？』イツキに案内され体育館の母の

元へ行く未来。わずかな荷物と家族でお台場へ行った時の写真が有った♪

※悠貴君が笑いながらはしゃいで走ってたりするのは・・なんだか座敷童とか、子供の幽霊を
　　思い出しました・・(；￣ー￣A ｱｾｱｾ･･･

母は一時帰宅している事を聞いた未来はイツキ君と悠貴を探し、悠貴の

教室へ来る♪『もう悠貴！どうして勝手にどっか行っちゃうの？』『うん・・

ごめん、お姉ちゃん・・』　『悠貴？悠貴見っかった？』『うん』しかし、また

居なくなる悠貴・・『トイレかな？・・・此処ね、俺らの教室なんだよ』悠貴の

机を見、悠貴の描いた絵を見て何故か涙が出る未来『アレ？何で？

どうしたんだろ』その様子にイツキ君は『あの・・俺、悠貴探して来るね』

※イツキ君は、空気を読めるいい子ですね～♫♫♬

『お姉ちゃん泣かないで、僕はここに居るよ』『もう～今度勝手にどっか

行ったら起こるからね！』トイレを探して来たイツキ君が戻って来る♪

『ごめん、悠貴なら此処に・・』『・・？・・俺、マロニエ日記を取って来るよ、

家すぐ其処だからさ』『待って、私達も行くよ』

『イツキ君！危ないから戻っておいで！』『後一寸・・有った！ハイこれ

悠貴に渡して置いて』帰ろうとした時、イツキ君の家が壊れ・・・『イツキ君

こっち！・・悠貴？』悠貴の居る方へ逃げる二人・・・さっきまでいた場所が

崩れ落ち、皆は命拾いをする♪『イツキ君大丈夫？悠貴も・・・』

『お姉ちゃん・・』『悠貴・・』未来は徐々にあの日を思い出し・・・夢だと

思っていた事は現実で・・真理さんが泣いていて・・暗い病院・・

『ごめんね・・お姉ちゃん・・あのね・・・僕・・僕・・死んじゃったんだ・・』

※わぁ～鳥肌・・・判ってました・・見ている我々は気付いていました（私は言われて気付いた笑)
　『やっぱり・・』と言う思いで、ショックは軽減されてはいるものの・・・・やはり(*ﾉω｀ﾟ)｡ｼｸｼｸ

　とうとう未来も気付いてしまいましたね・・・未来が見ていたのは未来の脳内悠貴だったのでしょうか？
　それとも・・・悠貴は本当に霊にでもなって未来を見守っていたのでしょうか？

　お母さんは家に戻ってきっと真理さんの伝言聞いて居るかもしれないですね・・・