狼と香辛料II 第10話 狼と孤独な微笑み

第10話　狼と孤独な微笑み

『アンタの連れを売らないか？』単刀直入過ぎてビックリですが、ホロの

器量を見て貴族の娘と言う触れ込みで貴族に高く売る・・・正確には

貴族から金を借りる為の質草としてホロを預ける♪と言うものでした。

50人会議の結論は、現金払いでのみ、外地商人へ毛皮を売る。当然、

行商人達は多額の現金を持ち歩いてはいない。となると今此処で現金を

持っている者が毛皮を大量に買い占めて大儲け♪『これは商人同士の

戦い、商戦なんだ』エーブにそう言われ商人魂が疼く(笑)ﾛﾚﾝｽ♪

突拍子もない作戦の様に感じるﾛﾚﾝｽだが、実はｴｰﾌﾞ姉さんはｳｨﾝﾌｨｰﾙ

王国の没落した貴族、ﾎﾞﾗﾝ家の第11代当主で貴族にはツテが有る・・・

そして、宿の主人もﾛﾚﾝｽに宿を差しだそうと迄言う☆彡

※エーブの影は壁に写っていますが、それが・・悪魔の様に見えたのですが・・(^_^;）

『それは、ヌシの夢に近いものではないのかや？だったら何故悩む？』

エーブとの話を聞いたホロ♪ﾛﾚﾝｽが店を持ちたい夢が叶いそうな話だが

ホロを質に入れる事等出来ないﾛﾚﾝｽに『たわけ・・・何を守りに入っておる

・・たまにはヌシが、我儘を言ってくりゃれ・・』

※ホロはロレンスの為に、一肌脱ごうというのですね～♫♫♬しかし、それもエーブの罠、と言う事も
　ありんす。なので一応、裏を取りに情報穂集めをするロレンス☆彡

　まぁ～売られたとしても狼になって、いつでも逃げられますからね(笑)これがホロではなく普通の
　女の子なら、やはりマズイですよね～(；￣ー￣A ｱｾｱｾ･･･

教会の事を聞いて回るﾛﾚﾝｽは、今おおっぴらに有力者を招待して接待

三昧で、金をばら撒いて居るらしい・・そしてｴｰﾌﾞはどうやら石像だけ

ではなく塩も扱っている？と言う噂も・・・そしてヘレーナにもﾛﾚﾝｽは

教会の事を聞こうとすると『悪い事は言いません、ちょっかい出さない方が

良いです・・・教会に目をつけられたらこの街に居られなくなる』

※ヘレ―ナの言った『傍に女がいると判ると、女の目には突然気になるのもですよ』は、そうですね～
　男は結婚した方がモテるとか良く聞きます　✾(｡◠‿◠｡✿）　半分はヘレ―ナが言う通りかもしれないですが、
　
　理由はもう一つ有ると思いますね(笑)　それは、結婚した男はそうそう悪さが出来ませんから安全。
　色っぽい意味ではなく、気安く近づいても平気と言う事も有ります♪実際にモテるとは意味が違いまので
　勘違いしては駄目ですね(笑)

『ワッチはヌシを信じておるから協力する』『勿論だ』

二人連れだってｴｰﾌﾞの所へ返事をしに来た、ﾛﾚﾝｽとホロ♪『商人としての

経験と勘でｴｰﾌﾞさんの話を本当の事だと思います。ただ、一つだけ気に

なる事が・・・教会と喧嘩別れをした理由です』ｴｰﾌﾞは今の司教は権力

思考が強く大司教を目指している、そして金儲けをする為に毛皮の売買に

手を出し失敗。それをｴｰﾌﾞが石像や貴族のツテを利用し手助けをした。

所が基盤が固まって来ると邪魔者を排除し始めたと言うのだ！

『判りました。では改めて策の細かい打ち合わせを・・』『宜しく頼む』

ｴｰﾌﾞとﾛﾚﾝｽの商談は成立・・・握手を交わす二人・・・・

『狐の手が震えておったな・・』緊張していたのだろうと言うﾛﾚﾝｽだが・・・

※いや～緊張ですかね～(；￣ー￣A ｱｾｱｾ･･･　何かもっと違う理由・・たとえば後ろめたくて？
　と言う事もありますよね～☆彡ホロの感の方が当たると思うんですが・・・