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2010.06/19 [Sat]
裏切りは僕の名前を知っている 第10話 慟 哭
第10話 慟 哭
『アイツが俺に黙ってこんな風にいなくなる訳ねぇ!』忽然と姿を消した愁生…
天白様はツヴァイル卜達に待機を言い渡す♪
その頃…『何処だ…此処は…彼らはワールド・エンドが調査していた行方不明者』
『もう!どういう事なの?新入りが催眠状態になんないってのは!』《オーパスト》
『ツヴァイルトね?君…でも、此処へ来たって事は貴方も誰かの想い人って
事よね?』アシュレイは、占いの館へ来る片思いに悩む少女から負の
パワーを貰っていた!少女達は愛しい人と結ばれた夢を見ながら
死んで行くという…そしてついでに思われた男も集めて、
自分の操り人形にして一石二鳥と笑うアシュレイ…間違って愁生の
ハンカチを持って来た為に、焔椎真の代わりに囚われていた!
『お前…自分を辞めたくなった事って有るか?』焔椎真が夕月に聞く…
『有ります』『俺…自分を殺そうとした…もう楽になりたくて、自分を燃やしたんだ…
そんな俺を炎の中から引き戻してくれたのは愁生だった…
アイツじゃないと駄目なんだ…』
そんな時…天白様から招集がかかる☆『先程、警視庁から送られて来た我々宛の
映像データだ…』眠り姫シンドロームの被害者、吉野しおりの部屋に有ったその
映像はアシュレイのメッセージと愁生の映像『彼を返して欲しければ神の光と
交換よ』『罠…だな』『あ~』『それでも行かなきゃ!愁生君が…』『待つんだ、夕月』
愁生をイタブッテ情報を引き出そうとするアシュレイ…当然言う筈も無く…
『ねぇあんまり粘ると、うっかり殺しちゃたりするかもよ~』
『殺すなら殺せ…祇王にとって生かすべきは神の光、ツヴァイルト1人
死んだ所で、なんの痛手もない』『どうりで精気が薄いと思った、貴方、
生きる事に疲れちゃってるんだ~いいわ、貴方を救ってあげる…
眠りなさい、深~くね…ホラ…もう動けない』 『もういい…焔椎真…』
『君達でこの件の調査に当たってくれ』十瑚、九十九は天白様に仕事を任せられ、
取り敢えず、吉野しおりの家へ行って探る事にした♪1つつ先輩の十瑚は九十九と
ネクタイを交換してしおりの家へ行く『じゃ~行って来るよ九十九』『気をつけて』
『…!?』『九十九君、どうかした?』『悲鳴です、男の人の…見て来ます!』
『お前はアシュレイ様のおメガネに適わなかったんだから…頂きま~す』変な
人形達が男性を襲っていた!『大丈夫ですか?』男性を逃がして、人形達を
一掃…しかし、最後に残ったうさぎの縫ぐるみに触ろうとした途端…!
『ツヴァイルト!』二人のオーパストに襲われる九十九!『ねぇコイツどうするの?
泠呀様、殺していい?』『あぁ…ただし、トドメはこの手で刺す』
『お前は…そんな…《伝えなきゃ…夕月…十瑚ちゃん…》』 『さよならだ』
『夕月…』『ルカ…何か、有ったの?』『九十九がやられた…』
夕月のお守りが効いている事と、十瑚ちゃんのネクタイをしている事が何か手助けに
成っている事を切に願って…
成っている事を切に願って…
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