戦う司書 第3話 爆弾と人間と死の神の病

第3話　爆弾と人間と死の神の病

町の娼婦を買い・・
『傷ついた人間は、助けられなければならない、苦しむ人間は救われねばならない、
孤独な人間は愛されねばならない・・・幸福になれる薬さ』

怪しげな薬を飲ませるシガル

宿へ戻るｺﾚｵは又、怪しげな男に本の欠片を渡される《あの子の本・・》

手を翳し、追体験をする・・・

貧民街の様な場所で、未来夢を見る為に子供達から化け物と虐められていた女の子・・
魔物が優しく手を差し伸べる・・・『お名前は？』

シロン・・・シロン・ブーヤコーニッシュ・・』
『参りましょう・・私と一緒に・・天国へ』そして少女は天国？へ連れていかれた・・
素敵な部屋、綺麗なドレス、贅沢な食べ物を与えられ
『夢に見た事を教えて下されば良いのです・・』そして少女は言われるままに・・・・
『龍の夢を見たの・・』

『病気が広まるその龍から、たくさん人が死んじゃう！お薬の作り方も見たよ』


この魔物は神溺教団の者で、シロンの能力を良い様に使われ、気付いた時には
逃れられなくなっていた・・・町では龍骸咳が蔓延、人々は次々に死んで行く中で、
シロンは、予定通りに特効薬を作り、人々から、聖女様・・常笑の魔女様と呼ばれる

しかし・・・与えられていた魔剣で魔物を倒し、自ら王の元へ行き《特効薬を高く売り
つける為に、病気が蔓延されるのを待っていた》と　自供、そして斬首刑となった・・・

※シロンは神溺教団から逃れる為に、自ら投降し処刑された様に見えますね・・・

『終わった～？』ｺﾚｵの追体験中に待っていたﾊﾐｭｯﾂはｼﾛﾝの本をよこせと

言うがｺﾘｵは拒否♪『あら～シロンちゃんに恋でもしたのかしら？』『恋？

そんな事無い・・僕は・・人間じゃない、だから・・愛なんて・・』『爆弾だから？』

じゃ～って馬乗りのままｺﾘｵの爆弾を毟り取り『これで君も人間よｺﾘｵ君』

一方、ﾏｯﾄｱﾗｽﾄとﾐﾚﾎﾟｯｸはﾊﾐｭｯﾂの命令で神溺教団のアジトへ潜入する

が・・『こいつは！龍骸咳？喉の赤い痣、間違いない』ﾐﾚﾎﾟｯｸはﾊﾐｭｯﾂに

連絡を取る・・郊外の家を触覚糸で探っていたﾊﾐｭｯﾂ《確認したわ・・・

やっぱり龍骸咳ね。この分だと感染者は他にも居るわね・・・》

其々が龍骸咳の感染者と接触し、感染してしまったﾊﾐｭｯﾂ達！

『どうやら私達は・・』《ハメられちゃったみたいねぇ～》

トアットに100年ぶりの台風・・・暴風はﾊﾐｭｯﾂの触覚糸を操れなくなり、

狙撃の命中率も落ちる！『ｼﾛﾝ･ﾌﾞｰﾔｺﾆｯｼｭの本、龍骸咳、台風、まさか・・

ん？下がれ！ﾐﾚﾎﾟ！』２秒後の未来予知で、アジトに残っていた人間爆達

の襲撃を交わしたﾏｯﾄｱﾗｽﾄ！『俺達を此処に足止めするつもりだ・・・』

そして、報告を受けたﾊﾞﾟﾝﾄｰﾗ図書館では、龍骸咳の感染を防ぐ為に、

残っている武装司書達はトアットの町を結界で封鎖するべく準備をするが

ｲﾚｲｱに図書館の守りを頼むと言われたｳﾞｫﾙｹﾝでしたが・・そのｳﾞｫﾙｹﾝに

近づき、本を渡そうとする怪しい紳士・・・・

《なるほどね～ｼﾛﾝちゃんは今日の事も予言してたって訳か・・本当の

狙いは龍骸咳じゃない・・このあたし・・上出来よシガル君・・・》

『待たせたなﾊﾐｭｯﾂ･ﾒｾﾀ、私の物語を大いに盛り上げて貰おうか』

『そっちこそ、楽しませてよね』

※ハミュッツは何故、コレオをやらなかったか？シロンの本を持って居たから、興味が湧いたと言う
　だけではちょっとね・・・まぁ、普通の人間爆弾よりは未だ自我を保っている様ですから、救いようが
　有った・・って事ですかね☆　他の人は問答無用で始末しているのに・・(^_^;）　
　それに爆弾は取れるんですね☆

　正義に燃え、仕事に真面目なるヴォルケンは、またまた疎外感を感じますね～こういう心の隙間に
　・・・って事はよく有る事ですが、あの紳士は神溺教団の手先でしょうか？
　コレオにワザワザ、シロンの本を渡す老人といい・・今の所、良く解からないアニメです(^_^;）　

　てっきり、昔の様に龍骸咳を蔓延させ、大儲けを企んでいるのかと思ったのですが、こんなに手の
　込んだ事をして、目的はハミュッツを無きモノにする為だけ？シロンちゃんが今日の事も予言していた
　って・・・(　 ﾟ ▽ ﾟ ;）ｴｯ!!そうでしたっけ？