君に届け 第4話 噂

第4話　噂

吉田さんと矢野さんの噂を流しているのはサダコ・・・と、言う噂が流れて

いるのも知らずに、爽子は良い人達との出会いに幸せを感じていた♪

翌朝、噂はもっと広まり・・『あたし、そんなんよりもっと凄い事、色々

やってんだけど？』『アタシを満足させられる男が100人もいるか！』噂を

一笑する二人♪悪戯心に爽子にカマをかけてみるが、爽子は『？？

そうなんだ～喧嘩が強いんだね～♪』　『白！！』爽子は白と判明～♪

その頃、風早君は・・・・ピン先生に呼ばれて職員室にいた♪

酒を飲んでいたら、小さいオジサン達がグルグル廻っていたとか・・・(^_^;）
『で？どうなんだよ、黒沼って女子は？』爽子と目を合わせてから変な事ばかり起きると言うピン

『俺は自分で見たものを信じる！俺が見た黒沼は、前向きでいい子だよ』
『お前・・・黒沼と出来てんのか？』　と言われはにかむ風早君♪

《まっ・・マジ？マニアックすぎね？》

※ワロタ～～♪ピン先生最高～酔ってそんなのが見えたら楽しいでしょうね(笑)

幸せを感じる爽子♪しかしそれとは裏腹に、最近もっと畏れられている

気がする・・しのちゃんが心配して声をかけてくれるが・・・噂話を誤解して

話す爽子とそのまま受け取るしのちゃん『良かったね友達出来て、

矢野さんと吉田さんだっけ？』『え？友達じゃないよ』と言う爽子の言葉を

聞いてしまう矢野ちんと吉田っちはそこでピンに無理やり連れていかれて

それ以上聞くことが出来なかった爽子の言葉は《優しくしてくれる人達で

自分が友達と言うのはおこがましい》と言う謙虚な気持ちでした・・・

爽子の話を最後まで聞けなかった吉田っち『私らはアンタの事が好きだよ

アンタはどう思ってる？アタシらの事好き？』『好きっていうか・・

好きって言うよりも・・あの・・』『判った・・もう判った・・』

《吉田、矢野バックに付けて、風早君を良い様に使って居る。貞子の近くに

居ると風早君の株も下がる》トイレで自分の噂を聞いてしまった爽子は

矢野さんも吉田さんも元気が無いのは自分のせいだと思い込み

皆を遠ざける様になる・・・そして『ごめんなさい』と謝る爽子に噂を流した

のは、やはり爽子だったのか？と誤解する二人・・・・

『黒沼！俺何かした？・・さっき泣いてた・・俺の事避けてるみたいだし・・俺

黒沼を傷つける事、嫌われる事、なんかやった？有るなら言って』

『してない・・風早君は何もしてないよ・・もし・・この先何が有ったとしても

嫌う事なんて絶対にないよ、何が有ったって是対にないよ・・』人が来て

しまったので逃げる様に走って来てしまった爽子・・迷惑になるから離れた

方が良い・・でも傍にいたい！自分がどうすればいいのか？判らない・・

※一寸した事で誤解は産まれるのですよね～言葉が足りない、良く聞いていなかった、言わなくても
　きっと判ってくれる筈・・・等・・・そう言う事が積み重なって、簡単に産まれてしまいます・・・
　
　実際に向き合って居ても勘違いとか誤解は産まれます♫♫♬　まして、こうして文字だけの世界（ネットの世界）
　では、相手に判って貰える、伝える事は難しいです・・・表情が見えないですから冗談なのか？本気なのか？
　怒っているのか？悲しんでいるのか？笑っているのか・・・同じ言葉でも受け止め方が全然違って来たり・・・
　(；￣ー￣A ｱｾｱｾ･･･　

　矢野ちんも吉田っちも、男前でした☆彡　噂を一笑する台詞ですが、似たような事を私も言った事有ります♪
　そしてこの二人は繊細な心の持ち主でしたね～もっと最後まで爽子の話を聞いてくれたら良かったのにと
　悔やまれますが、でも・・聞きたくない事を言われるくらいなら、そこで『もう～いい。判ったからそれ以上は・・』
　と言うのも判ります・・・自分もそう言うところが有るので・・(^_^;）　早とちりなんです(笑)

　さて♪いつまでもこんな状態ではイヤですね☆このままでは風早君も誤解したままで気の毒ですし、
　何より、こんなエゲツナイ真似をしたヤツの思い通りになりたくないですからね！頑張れ～爽子☆