花咲ける青少年 第29話 運命の輪の中で

第29話 運命の輪の中で

『何だこの異様な臭いは!?』ﾉｴｲ♪花鹿がﾘｰﾚﾝ様の為に特製ｽﾀﾐﾅｽｰﾌﾟを

作っていた♪軍曹を顎で使い(笑)皆と馴染んでしまった花鹿を見てﾙﾏﾃｨを

思い出し、昔の良きﾗｷﾞﾈｲを懐かしむｺｽﾞﾚﾝにﾉｴｲは『一度壊れた物は

二度と元へは戻らん・・だが、もっと良い物を作る事は出来る・・・』

立ちあがって動こうとするﾘｰﾚﾝ様を寝かせて、殺人的なスープをﾘｰﾚﾝ様に

飲ませようとする花鹿！そしてﾘｰﾚﾝ様と二人で過ごす今この時が楽しいと

感じている自分《後、此処にﾑｽﾀｰﾌｧｨがいてくれれば・・私の幸せはずっと

ずっと、ﾘｰﾚﾝとﾑｽﾀｰﾌｧと暮らしたあの時に有るんだなって・・》

一方、これほど我儘な捕虜はいないでしょうね～(笑)

ユージィン様はナジェイラ相手にチェスで勝つ度に何かをオネダリしていた様です(笑)
もう～１５連勝して、今回は洋服の仕立屋を呼べとか靴が欲しいとか言ってます♪
しょうがなく、侍女に仕立屋に電話するように言うナジェイラ

『念の為、お前に付けて有る侍女ライサを誘惑しようとしても駄目よ・・・凄い男嫌いなのよ。
だからお前に付けたの・・』
『成程、どうりで』
『馬鹿ね、もう～口説いたでしょう？残念だったわね』


処がです♪男嫌いと言っても、生々しいのは苦手なだけで、ユージィン様の様に
人を超越した美形は良いらしく・・・(笑)　しっかりと手懐けておりました･:*ゞ(∇≦* )ガハッ
さすがユージィン様❤　

《肩を抱いて軽くキス・・これでチェックメイト。貴方との勝負はどうもお手軽過ぎて
つまらないなぁ～　　ナジェイラ殿下・・》

ﾊﾘｰ会長の処へ報告に来た寅之助・・・ﾊﾘｰは『運命の輪が廻ったのだ、

花鹿は望んでその輪に飛び込んだのだ、私はタダ信じてやるだけだ・・』

そんな、二人の元へ、花鹿とﾘｰﾚﾝ様がﾉｴｲの所に居るという報告が入る♪

何としてでも、ﾗｷﾞﾈｲへ行くと言う寅之助にﾊﾘｰは有るモノを見せます・・・

それはﾏﾊﾃｨ前国王が１５歳の時の肖像画でした♪現在、神座王と呼ばれ

存命。しかし寅之助は何故何もしないのか？と疑問に思います・・ﾊﾘｰは

『何が正義か？何が幸福か？それはその国、個々でのたうちながら考える

事だ。より良き方向を見付けられない国家は滅びる。自らの腐敗を改める

事が出来ない国家もまた同じ・・』見守っているのだと言う。『でも何故

ﾏﾊﾃｨ王の肖像が此処に？』『ﾏﾊﾃｨ神座王はﾙﾏﾃｨ殿下に似ている、他に

似ている人は？』『花鹿様がなんとなく・・エッ？では・・花鹿様は・・』

そして、空港で花鹿とはぐれてしまったｶｰﾙはｱﾒﾘｶ大使館に居ました☆

死亡者の中に居ないので生きているだろうと言う大使・・しかしあの時

銃弾が飛び交う中を躊躇なしで花鹿を探しに行ったﾘｰﾚﾝ様に自分は

負けたのか？と思い悩みます《イヤ・・愛し方が未だ足りなかったのだ・・

これから僕は生まれ変われる筈だ・・花鹿さえ僕を愛してくれたら・・》

大使館にｶｰﾙﾊﾟﾊﾟが来ます☆ｸｰﾃﾞﾀｰごときに弱気になっていると思い

嫌みをいいます♪そして『ついに奴の尻尾を掴んだのだ』と言う父・・

それはﾊﾘｰがﾏﾊﾃｨの私生児だと言う調査書でした♪

※花鹿は自分の作った特製スタミナスープを飲んだ事が有るんでしょうか・・・？(^_^;）
　

《生々しいの嫌い》は何となく判ります(笑)　その点、２次元美形キャラは生々しさが無くて良いんですよね❤

　まぁ～それでも、そう思わない生身の男性がちゃんと現われますから～(●＞ｖ＜●）

　《花鹿さえ僕を愛してくれたら・・》とカールは心の中で思いますが、カールはこの時点で負けたと
　思いましたねぇ～相手が愛してくれたら、自分も・・ってそれは愛じゃないでしょ！取引ですよ！
　
　この人は愛さえも、知らず知らずの内に商売の様に扱ってしまうんですね～そうでなかったら自信の
　無さから来る、逃げ・・・後者のほうかな・・・(；￣ー￣A ｱｾｱｾ･･･

　そしてカールの父ちゃん・・この人も終わってますね～(笑)　ポイント外してます☆　クインザの事を
　まるで判ってない・・・クインザが傀儡政治をやりたい訳じゃないですしね・・・

　でも花鹿が危ない事は危ないです！クインザに抹殺される畏れは有りますね！

　(●´^｀●) ん～あのマハティの絵は一瞬ナポレオンの絵かと思いましたよ！完璧パクリですな(笑)