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2009.12/01 [Tue]
戦う司書 第9話 真人と戦場と私の世界
『彼を、武装司書にする気だと思う?』エンリケが図書館に来て1週間が過ぎ、 |
武装司書達の噂になって居た♪元神溺教団と関わりが有った者が |
武装司書になる…コレには皆納得出来ない。スパイの可能性も有る… |
力は1級武装司書並みのエンリケを何故代行は野放しにしているのか? |
『出て来い、ガンバンゼル……いつまで俺に付きまとうつもりだ!』『エンリケよ |
我が元へ帰れ、ザトウを倒したお前こそ真の怪物!』『寄るな!』 |
ガンバンゼルは自分の身を削って迄、魂をエンリケの元へ飛ばしていた! |
『何故、貴様の様な奴が館長代行等している?あの笑顔はまるで…』 |
『怪物だって?私はね…私を殺したくてたまらないって言う奴と殺し合い |
たいの…今の君、そう言う目をしているわ』『狂ってる、貴様は!』 |
ノロティは街へ出たエンリケを探す♪エンリケにはガンバンゼルの魂が張り付いて |
囁く《殺せ…怪物》『黙れ!』『エンリケさ…』『黙れ!』虚空を見ながら独り言を |
言うエンリケ…ノロティに『もう俺の事は構うな、所詮生きる世界が違う』 |
ガンバンゼルの魂がエンリケに付きまとい《ハミュッツ・メセタを殺せ》と執拗に責める |
『判った、貴様の望み通りにしてやろう』 |
数年前、未だ人間であった頃のガンバンゼルは商用でロナ公国へ訪れた・・・
途中、戦乱に巻き込まれ、怪物から逃れて来た軍人達に襲われ、車から
引き摺り降ろされるガンバンゼルは武力介入した武装司書ハミュッツ・メセタが
投石で辺りを一瞬にして壊滅させるの目の当たりにして、圧倒的な力を欲した・・・
しかし、ガンバンゼルも瀕死の状態・・『遅すぎた・・・気づくのが』
『否、未だ間に合う・・・・真の天国を見たくはないかね?』
『貴様は?』
『人の名はとうに捨てた、信徒たちは私をこう呼んでいる、楽園管理者』
『お帰り、我が愛しき怪物…さぁ見せておくれ、全てを殺すお前の力を… |
お前は私のモノ』『違う!』『お前は怪物』『違う!』『そうだろう?エンリケ』 |
『違う!』エンリケは雷を集める…『それでいい全てを殺せ』『黙れ!』 |
『さ~見せてくれお前の力を』『黙れー!』雷はガンバンゼルを直撃! |
『素晴らしい~死が空から、あの時の様に…おぉ…何と言う幸せ』 |
こうして真人ガンバンゼルは欲望を全うし、幸福に生涯を終え本は天国へ… |
ガンバンゼルの誘惑を退け、倒したエンリケに対し、武装司書達の見る目が |
変わって来ていた♪しかしエンリケはこの島を出て行くと言う☆ |
『私とは生きる世界が違う、そう言いましたよね?同じなんです、 |
エンリケさんも生きてるんです、私のこの世界に… |
だから、一緒に守って下さい!この世界を…』 |
※何度も何度も、同じ言葉を聞いて居ると暗示にかかりそうですね☆ 力が無くても、喋る事が
出来るなら、コレも有る意味、人を動かせる力・・・・
出来るなら、コレも有る意味、人を動かせる力・・・・
ガンバンゼルは己の欲望を欲し、天国へ行く為にエンリケを焚きつけ、自分を殺させた・・・
欲望達成するのも命がけって事ですか・・・それは良いんですが、その欲望がね・・(^_^;)
欲望達成するのも命がけって事ですか・・・それは良いんですが、その欲望がね・・(^_^;)
確かに、この世で欲望のまま行動した者勝ち・・・人を陥れてまで、自分の思うままにしている人の
方が いい目を見ている気がしますねぇ~(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
まるで『欲せよ、されば与えられん』って感じでね・・・人を蹴落とし、笑い、自分だけが良い目を見る
この人が死後どうにかなるなんて判りません・・おそらく地獄なんて存在しないのでしょう・・・
方が いい目を見ている気がしますねぇ~(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
まるで『欲せよ、されば与えられん』って感じでね・・・人を蹴落とし、笑い、自分だけが良い目を見る
この人が死後どうにかなるなんて判りません・・おそらく地獄なんて存在しないのでしょう・・・
やったもん勝ち・・・と思うんですが、こういう風になれないのよねぇ~コレが真人なのか~成程ね☆彡
この様に出来ない私らはやはり、タダの肉として生きなきゃならんのね・・・・(●>v<●)
この様に出来ない私らはやはり、タダの肉として生きなきゃならんのね・・・・(●>v<●)
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