戦う司書 15話 少女と少女と神の寝床

15話　少女と少女と神の寝床

ﾊﾟｰﾆｨの本を追っているｱﾙﾒは、未だに手がかりも見つけられずにいた…

一方のﾐﾚﾎﾟｯｸもﾊﾟｰﾆｨ主演の映画を見るが何も得る事も出来ずにいた帰り道

ｳﾞｧｲｵﾘﾝの音色が聞こえてくる♪『貴女だったのね？…嫌な音ね…嫌な音

だけど、何故か胸に刺さった』ﾐﾚﾎﾟはｱﾙﾒに問う『あなた達神溺教団と

ﾗｽｺｰﾙ･ｵｾﾛは関係が有るの？』ｱﾙﾒは『アイツを殺すのはこのアタシさ！』

『有った！』ｱﾙﾒはとうとうﾊﾟｰﾆｨの本を探し出す♪そして本に手を触れる！

パーニィ・パールマンタの記憶

『私は演じたいの！何時までも永遠に演じ続けたい！』

神溺教団の助けを得て、演じる事に幸福のを感じるが・・・・
演じれな演じる程、自分に才能が有るのでは無くて、神溺教団の作り物と言う事を
思い知らされたパーニィは酒に溺れて行く・・・

『ね？幸せになればラスコールが来てくれるんでしょ？・・・ラスコールに早く会わせて！』

そして、あの日・・・楽園管理者はパーニィの思いを聞き届ける♪
死者から本を取り出す、ラスコールに会わせるが　『もっと早く摘みとって置くべき
だった・・幸せの絶頂にいた頃に・・・』　『幸福を見失った真人にもはや価値は御座いません』

『なんなのよ！真人って一体なんなのよ！』
『あえて言うなら、家畜・・・かな？神の為に幸福を産む家畜だ』
『じゃ・・神って何？』　　パーニィは何者かに殺害される・・・・

『何だ、そういうことか…遠回りしたけど、おかげで分かったよ。神溺教団の

者が死ねば、其の本を回収しに　ﾗｽｺｰﾙ･ｵｾﾛは現れる！』

ミレポは街で、ﾗｽｺｰﾙを探していると言う少年にをかけられる☆

少年の父は行方不明になっていたが、ある日たまたま見かけ、その時は他の人達に
ﾗｽｺｰﾙ・ｵｾﾛと呼ばれていたと言う！

ﾐﾚﾎﾟはホッとする…《敵は伝説の名を語っていただけ・・恐れる事などない…》　

突然少年は父を見たと言って小路へ入る！『父さん！』息子に剣を突き立るﾗｽｺｰﾙ！
少年を庇ったつもりが既にﾗｽｺｰﾙの手にかかり死亡…『どちらか一方になさるのが、
ようございましたな。私を殺すか、ﾙﾘｰを助けるか』　ﾗｽｺｰﾙは消えて行く…

少年を助ける事も出来なかったﾐﾚﾎﾟ　『私は…弱いですね…』
『やっと分かったか…それで？お前はそこで終りなのか？』

ﾊﾟｰﾆｨｰの本を隠し持っていた神溺教団の者の屋敷でﾗｽｺｰﾙを待つｱﾙﾒ♪

『勝てるとお思いですか？』ﾗｽｺｰﾙが現れる！そして『見つけたわ！よくも

騙したわね！』戦うﾐﾚﾎﾟとｱﾙﾒ！そしてﾐﾚﾎﾟの銃がｱﾙﾒへ向けられ…背後の

ﾗｽｺｰﾙに命中☆瀕死のﾗｽｺｰﾙが問う『何故？』　思考共有でﾐﾚﾎﾟとｱﾙﾒは

共闘してﾗｽｺｰﾙを仕留めた…『お見事で、ございます…』

『アンタが二人目だったよ、アタシのｳﾞｧｵｲﾘﾝを気に入ってくれたのは…』

『ソロソロ始めましょうか？ｱﾙﾒ』これからが本当のﾐﾚﾎﾟとｱﾙﾒの戦いが

始まる☆過去にしがみつく女と、今、弱い自分を認めた女との戦い…

ﾐﾚﾎﾟは思考共有でｱﾙﾒに話しかける！《ｱﾙﾒ、良く分かったわ、

貴女は強い、たった独りで戦おうとしている…でもね勝つのは私よ

何故なら…》ｱﾙﾒは銃弾に倒れ《貴女は独りだから…》マットが撃ち、注意を

逸らすためにﾐﾚﾎﾟは思考共有で話かけた・・・『これが、私の戦い方…』

ラスコールに殺された少年の遺体を消して、楽園管理者はマットに言う・・・

『私は、人の認識を操作する能力を持っている。このルリーもまた然り・・
全ては幻だ・・・我々は、被害を最小限に裏切り者を葬り、君達は若き武装司書の
命を守ることが出来た。ラスコールを追う者には死あ、有るのみ、それは真実だ
我々が殺すのだからな…神溺教団と武装司書は有る一点に於いては常に
協力関係に有る・・・』

パーニィを殺害したのは前館長のフォトナでした☆

『ラスコール・オセロを、そして天国の秘密を守ると言う点に於いては・・・』

※１対１と見せかけて、実はマットに狙わせていたって・・・(；￣ー￣A ｱｾｱｾ･･･反則　なんじゃない？
　弱いから、勝つために何をやってもいいと言う事ですか・・・・ウ～ンこういうのは好きじゃない☆
　って、こんなこと言ってる私は幸福になれないのですねぇ～･:*ゞ(∇≦* )ガハッ

　ミレポックはアルメと共闘してラスコールを倒したと思っていますが、実は全て楽園管理者とトップの

武装司書と通じていて、やらされていた事だったんですね～(´･ω･｀;A)　

　ラスコール・オセロ、神、神溺教団の秘密を一介の武装司書には知られたくないと言うことで、アルメと言う
　厄介払いも出来たし、トップはヤレヤレと言う事なんですね☆

　裏で繋がって居たとしても、まぁ～それ程　驚きはしませんね♪神を神、善を善たらしめるのは、悪の存在が
　有るからと思うので♪　自分が神と威張っている為には、悪をも擁護し、存在させなければなりませんからね・・・

　本当に、パーニィじゃないですが『じゃ～神って何！？』と言いたくなりますね（笑）　存在を知ったら、
　生きているのが嫌になることでしょう・・・きっと(●＞ｖ＜●） 真人で神の為の家畜と、言うのですから肉は
家畜の餌か・・（笑）やはりこうなったら　いっそ心がない餌の方が良いのかもしれないですね　(´･ω･｀;A)