妖狐×僕SS 第3話 「ほんとうの契約」

妖狐×僕SS　第3話 「ほんとうの契約」

　『いいのですか？嘘ついたら針千本…僕が飲みます』





先祖返りの凜々蝶は一族から縁起物を奉る様に育てられた…《だけど一度だけ
ぶたれた事が有る…》先祖返りではない妹を羨ましいと言った時、父は《お前に
何が分かるか！あの子はお前と比べられ、どれほど惨めな立場でいるか…》



※奉られるより、親の愛情が欲しい子供心を分からない馬鹿親… (´Д`ა)

　馬鹿親の詭弁ですね…親でも気安く接する事が出来ない子は自分たちの
　子供と言うよりは一族の子…一方、極普通の子は、自分たちで手をかけられた
　から、愛情がそっちへ向いてしまった親の言い訳にしか過ぎない…　
　何故に、等しく愛情を注いてあげられなかったのか…ところでパパは左利きか…


初登校の朝～♪制服を来てラウンジへ行くと…早速、双熾が『昨日は丁寧な
メールをありがとうございました』感動のあまりSDとPCに保存、プリント迄した！



※凜々蝶様JKだったのか！まして反ノ塚も高校生とは！それより凜々蝶様の
　下乳チラリがいいですね（笑）　



《クラスメイトを不快にさせないよう、気を付けないと…》しかし、主席で入学した
のは家と金の力と言われ『嫉妬か…いくらでもどうぞ、それでプライドが慰められる
ならな』早速、悪態をついてしまう…教室に入るのを躊躇してると、カルタちゃんが
同じクラスだって♪『あんまり馴れ馴れしく話かけないで…』『行こう～』『待って…』



※セレブ校にしては…校内地味ですねぇ～それに皆、徒歩？ありえねぇ～！（笑）　


予定より早く学校が終わった凜々蝶は迎えをまたずに妖館へ…そこでトンデモない
光景を見る！双熾は以前告白されて断ったが、諦めるからとお願いされ、キスを
しただけ…(^-^ა)　しかし、凜々蝶は情が無いのにそんな事をした双熾に不信を
抱き『知らなかった！君がそんな不潔な人間だったとは！』『仰る通りです…』




双熾の過去？



※あら～何コレ！？何！双熾色っぽいけど…こういうのは嫌～～～(ﾉ_･､)ｼｸｼｸ
　いわゆる…男娼ってことなのか…(^-^ა) 　ま～ま～いいではないか…色んな事
　知ってるって事でしょ…えーっと…一寸、上手くフォロー出来ません～
セバスチャンが情報聞き出す為にシスターとヤッた？依頼のショックDEATHだ！



『僕には凜々蝶様のご期待に添えないのかも知れません』『つまり契約は解消か』
『凜々蝶様が望のでしたら』『そうか、今までご苦労だった…』《どうしてあんなことを
言ってしまったんだろう…僕の人間不信を彼にぶつけただけだ…》




本日入学祝いのパーティ～！しかし…目の下にクマの凜々蝶ちゃん♪
あんな黒くて汚いのはシュレッターにかけて凜々蝶のお世話がしたいと野ばら…
『そのクマの原因は御狐神？…早く仲直りが出来るといいわね…』




『代表の挨拶は考えてきたのかね？』『当たり前でしょう～話を頂いたその日に
原稿は出来ていますが何か？』またやってしまった…《やっぱり僕は一人で居る
べきだ…あんなに感謝している人でさえ傷つけた…お礼もマトモに言えない癖に》
反省しているとまたお馬鹿二人組み…『オイ見ろよあれ』『器が小さ過ぎるんだよ』
『アイツに媚びてるのは金とか家柄が目当てなのさ…』凜々蝶、我慢の限界…




『すみません。あまりにも腹が立ったので』水ぶっかけた双熾！『土下座でも何でも
しましょう…ただし前言を撤回して頂ければ』『あ～撤回してやる！土下座しろ！』
『その必要はない…』凜々蝶は自分も水をかぶって『コレで如何かな？』



※凜々蝶様のパーティドレス超～可愛い～！保存だ！永久保存だ！（笑）


『僕のせいで…どうお詫びをすれば…』『そうか…君は天然で体裁を繕わないだけ
何だな…御狐神君、ありがとう』無事に代表の挨拶が終って…『昨日の事も…
ごめんなさい…』双熾はお茶をかぶって…『そんな事して何になる！』『ハイ…
何にもなりません…ただ気が済まなかったので…』




『今度はこちらから依頼しよう…僕のシークレットサービスになってくれ』
『いいのですか？こんな僕でも』『うん』『今度こそ違える事なんか出来ませんよ…
今度こそ…離れませんよ』『うん』『嘘ついたら針千本…』『望むところだ』
『僕が飲みます…僕を頃さないで下さいね』



※'`,､('∀`) '`,､　双熾！ﾟ+.(✿≍∀≍✿)ﾟ+.ﾟｲｨよぉ!　やっぱり双熾いいっ！過去に
　マダム相手に何やってたか？なんざもう～どうでもいい！（笑）忘れるてやるっ！
　今は、どこまでも凜々蝶様一筋を貫いて下さい！あ”～凜々蝶様になりてぇ～☆

　そして本日も超～可愛い凜々蝶様でした～♥今期一番のたまらん可愛さ！
　見た目だけじゃなくて、中身も良いですね！

　子供の頃から情もない人達からは蝶よ花よと育てられた凜々蝶様…本当に
　欲しい愛情は手に入らなかったんですね～ま～そういうもんでしょう

　辛い事も、悲しい事もたくさん有ったからこそ？なのか、凜々蝶様は自分を
　反省することも、人を思いやることも責任を取ることも出来るんですね♪

　にしても、あの嫌に突っかかってくる馬鹿二人組み…どういう神経してんだか
　分かりませんねぇ～（笑）　弱い犬ほど良く吠えるの典型…あんな事して何か
　自分に得でもあるのかな？《自分は器の小さい駄目人間です！》って宣伝して
　いる様なもの…┐(´д｀)┌ﾔﾚﾔﾚ


　来週からはまた妖館の住人の登場ですね！